お久しぶりです、音楽とゲーム大好き、けんたろです。
例の伝染病の影響でなかなかライブに行けず、悶々としていた日々ですが今回久々にフェスに参加してきました。
KNOTFEST JAPAN 2023 遂に行きました。
私はDAY1のみの参加でした。
元々KNOTFEST JAPANの開催は2020年3月の開催予定でしたが、アレの影響で3度の延期そして本開催に至るといった経緯がありました。長かった...
公演情報
日時:2023年4月1日(土)、2日(日)
会場:幕張メッセ国際展示場9-11ホール
DAY1,2のタイムテーブルは下記。
全体的な感想
いい意味で治安が悪い!(?)
メタル、ラウド系特化したメンツもあって、どデカいモッシュピット、ダイブetc..
自分が見たどのバンドもステージ前方は完全に熱気の嵐でした。
コロナ対策のガイドライン改定やマスク着用自由化等の影響もあり、ずっと内に秘めていたものが解放された、そんな激アツな会場でした。
凄く移動が快適
ステージがホール前方に2つ、フードエリアがホール外側と後方にあるような構成で、エリア移動の必要があまりなく結構快適だったと思います。ライブエリア後方は座ったりしてみるなど、本フェスで初めてバンドを見る方や大人見がしたいといった方にお勧めです。
フードコートの食べるエリアが無さすぎる
お昼ご飯は立ち食いでした。ライブエリア出てすぐ後ろにバーと座席スペースがありましたが、少なくすぐ埋まってしまうので座って食べる余裕は無さそうでした。
ドリンクは700円、クローク2000円
twitterでも当日話題になっていましたね、特にクロークはセキュリティの問題等もあったと思いましたが、出し入れできると便利なのではないかなと思いました。
にしてもちょっと高い。
各バンドのレポ
残念ながら会場到着等の時間も相まって全て観ることはできませんでしたが、以下にセトリと感想になります。(個人的に)バンドを代表する曲のリンクを張っておきますので、気になった方は是非ご覧ください。
A crowd of rebellion
音出し
- Nex:us
ライブ本番
- DISTRESS
- Raccoon Dead
- M1917
- She'll never Forgive To Be Insulted.
- O.B.M.A
- Ill
ライブ見たのは実に3年ぶりだった。元ベースの高井さんが脱退したり僕が観ていない間にいろんなことがあったと思う。それでも彼らの勢いは止まっていなかった。
最後のMCで「サヨナラ」でIllが始まるの反則級にカッコよ過ぎるて!!
ちなみにスクリーム、ボーカル担当の大作さんはMCの時に水とマイクを間違えて飲もうとしていました(笑)
BAND-MAID
リハ
- Unleash!!!!!
- BLACK HOLE
ライブ本番
- From now on
- DOMINATION
- Choose me
- Screaming
- Different
- No GOD
- After Life
BAND-MAIDを見たのは原神のオンラインコンサート以来であった。メイドさんがメタルを演奏するんですけど、かわいい見た目と鋭いサウンドのギャップがすごい!
個人的に、AKANEさんのバスドラのアタック音が鋭くて聞き入ってました。バスドラの音が曲全体の雰囲気を作ってるんだなぁと勉強になった。
Crystal Lake
リハ
- Disobey
ライブ本番
- Hail to the fire
- Six Feet Under
- Mephisto
- Lost in Forever
- Apollo
- Helix
- Aeon
- Machina
ボーカルにJohnが加入して新体制になったCrystal Lake。
何回かフェスで旧体制のCrystal Lakeは見たことありますが、Johnが加入することによってバンド全体の極悪度が増し増しになっていた。
観客もその雰囲気に比例して悪に染まったことでしょう。モッシュピットの勢いが全然止まらない。今後の彼らに期待がかかる。
Survive Said The Prophet
- TRANSlated
- Fool's gold
- Beauty Queen
- Right and Left
- Hi | LO
- Network System
サバプロ観るの何気に初めてでした!最後のNetwork Systemは最初高温で英語めっちゃ早いのにライブでもパフォーマンスは劣ることなかったからめっちゃカッコよかった!
あとドラムの手数が多いのに音の粒が凄くはっきりしてる。ドラマーとしてあの演奏は圧巻されました。
ROTTENGRAFFTY
個人的に一番好きなセトリのラインナップでした!もう隅から隅まで好き。
1月のTOTALFATのパニシャでも見ましたが、金色グラフティーの静かなイントロが切なさとカッコ良さがいい感じに混ざってました。あれ何回聴いても好きなんですよねぇ、、、泣いちゃう。
THE ORAL CIGARETTES
- Red Criminal
- BUG
- ENEMY
- Tonight the slience kills me with your fire
- カンタンナコト
- 狂乱 Hey Kids!!
MCで「このフェスで俺らだけギターがレギュラーチューニングなんだよ!」と軽く自虐が入った語りをしていたが、そんなことはなかった。全曲通してしっかりカッコ良かった。メタルフェスというものを盛り上げるためにも彼らの存在は必要なんだと思った。
In Flames
- The Great Deceiver
- Cloud Connected
- Behind Space'99
- Only for the Weak
- Foregone Pt.1
- State of Slow Decay
- I Am Above
- Take This Life
ここからはBLACK STAGEはSLIPKNOTまでの怒涛のメタルバンドラッシュ。僕は後から入場した関係で後ろの方で聴いていましたが、それでもなお感じる熱気。「お前ら、本番はこれからだ!」と言わんばかりのOnly for the Weakなどの代表曲を披露。前の方に行けなかったのを本当に悔やまれる。
MAN WITH A MISSON
- INTO THE DEEP
- Raise your flag
- Thunderstruck
- FLY AGAIN
- Evils fall
- Take me Under
- Emotions
SLIPKNOTの前座にたったMAN WITH A MISSION。個人的に一番驚いたのはAC/DCのThunderstruckをカバーをしたところだった。開始5秒のギターリフでその衝撃は伝わった。観客が全員腹から「Thunder!!Thunder!!」と掛け声をして、会場が震えているのを感じた。彼らの熱気でヘッドライナーであるSLIPKNOTにバトンを渡す。
Trivium
- RIAN
- Amongst the Shadows&The stones
- Stlife
- Feast Of Fire
- To the Rats
- Down from the sky
- The Heart From Your Hate
- In waves
- Pull Harder On The strings Of Your Martyr
BLACK STAGEの大トリ、Trivium。3曲目Strifeのイントロに走る衝撃と歓声。ヘヴィーなサウンドとメロディックのギターリフ。僕は以前から音源で何回か聴いていたがライブの雰囲気に圧倒された。ボーカルであるマシューの大和魂ならではの熱いMCとシャウトで、BLACK STAGEは幕を閉じる。
SLIPKNOT
- Disasterpiece
- Wait and Bleed
- All Out Life
- Sulfur
- Before I Forget
- The Dying Song
- Dead Memories
- Unsainted
- The Heretic Anthem
- Psychosocial
- Duality
- Custer
- Spit it Out
ENCORE
- (515)
- People=Shit
- Surfacing
いよいよヘッドライナーSLIPKNOT。地獄のショーが幕を開ける。
Wait and breed,before I Forgetなど、多くのファンを虜にしたであろう曲で沸かしていく。観客も最初から最高潮。一時も休憩を許さないかのように重厚なサウンドが全会場に鳴り響いた。
そして中盤のMCに差し掛かる。以下に記すこの一時だけは一生忘れることはないであろう。フロントマンのコリィ・テイラーが五本の指を突き出し「5、5、5」と言った。僕たちは驚く暇もなく「6,6,6」と返答。期待通りの絶叫から始まるThe Heretic Anthemであった。僕は何かに取り憑かれるように、
「If you're 5,5,5, I'm 6!6!6!」
とサビで繰り返していた。彼らに僕の眠っていた本能を完全に引き出されていた。
そして間を挟むことなくミック・トムソンがPsychosocialのイントロを奏でる。この繋ぎを思いついた彼らは天才としか言いようがない。脳のアドレナリンが溢れてこぼれてしまいそうだった。ここ数年で一番の熱気、ずっと自分を縛り付けていたような何かから解放された一時間超であった。そのまま最後のSpit it Outまでその熱気と歓声は止むことはなかった。
アンコールはPeople=shitから披露、全力をかけたラストスパートである。会場全員で大合唱をしながら中指を立て続けた。身を打ち付けるような激しいモッシュで身体に痣ができている人もいただろう、それでも尚、彼らのパフォーマンスに皆釘付けであった。そしてラストのSurfacing、個人的に凄く好きな曲なので最後にこれが聴けて本当に良かった。
ここ数年行動の不自由があった中で、生き延びて彼らを観れて本当に良かった。
まとめ
2020年に3回も繰り返し延期となったKNOTFEST JAPANは、やっとこの地に帰ってきた。3年立ってやっと制限がほとんど無いような音楽フェスが帰ってきたのだ。本当に長かった。音楽フェスをいつも通り楽しめない、それ以外でも行動の制限があったりと不自由が多い3年間は圧倒的に長く感じた。
今日爆音と共に解放されたのだ。その苦痛から。
これからまた、激動なライブシーンが観れることが楽しみで仕方ない。